15年片思いした結果ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

それから1ヶ月が経った。
彼女は幸い足は骨折していなかった。
なのにやたら入院が長引くなと不思議に思っていたのもあり
バレ無いようにビクビクしながら能年に会いにいった。

病院に着くと彼女はロビーにいた。

少し痩せただろうか。
能登は車椅子に座っていた。

俺
「やぁ、久しぶり…でもないか」

能年
「あっ…俺か。」

俺
「顔出せなくて悪いな」

能年
「ううん、来てくれて嬉しいよ」

俺
「俺のせいで別れさせるような形になって…本当にごめん」

能年
「いや、俺のせいじゃないよ。
あっちの両親は私の診断聞いてからそのつもりだったらしいし…」

俺
「診断って…？どこか悪いの？」

子供産めなくなったとかじゃありませんように

能年
「私覚えてないけど背中強く打ったらしいのね。
それで脊髄損傷が原因で下半身麻痺なんだって。
多少の感覚はあるけど歩けるようになるか、分からないの」

能年は泣いていた。
俺はかける言葉が出なかった。

やっとのことで、俺が絞り出した言葉は彼女が両親や友人、医者
何度もみんなに言われたであろう子供染みたものだった。

俺
「でも、まだわからないんだろ？
リハビリ頑張ろうぜ!」

能年
「みんなも言ってたよ。最初はね。一緒に頑張ろうって。
でも、もうほとんど誰も来てくれなくなったよ。来るのは両親だけ。」

俺
「そんな…」

能年
「みんな口だけなんだよ、本当は思ってもないことをベラベラと。
この歳になって両親に着替えさしてもらうんだから惨めだよ…本当に…」

能年
「ほら、俺もこんなとこ来てないで彼女のところにいってあげなよ」

彼女はそう言うと無理に笑顔を作った。
俺の大好きな彼女の笑顔はそこにはなかった。
違う、違うんだ。
俺は能年が。お前が。

どうしてここまで来て言えないんだろう。
俺の糞野郎

俺
「そう…だな。ごめん帰るわ。
もし、困ったことがあったら俺にメールしてくれ」

能年
「うん、またね…」

合体はまだか・・・

もし、俺がへたれじゃなかったら
直ぐにでも彼女を支えて上げることができただろう。
でも、障害のある人と付き合うのは相応の覚悟がいると言うことが
頭の中をぐるぐる回ってた。

両親には当然反対された。
ご近所で顔見知りであるとはいえ、お前は一生世話をする事になるかもしれないと。
両親の言うこともわかる、でもそれ以上に彼女が好きだった。

それから二カ月の間、ほとんど毎日病院に通った。
でも、彼女は会ってはくれなかった。
彼女の両親曰く、ほとんどの面会を断ち、ベットで過ごしていることの方が多いようだった。
無理すれば、会うことも出来たが彼女が会ってくれるまで待つことにした。
リハビリはあまり順調とは言えなかった。

肌寒くなりだし、彼女の両親に能年にとタオルケットと靴下をプレゼントした。
彼女は着けていてくれているだろうか、そんな風に考えていたころ
能年から一通のメールがきた。
「病院にきて」これだけだった。
俺はすぐに病院に向かった。

着替えイベント突入かと期待に膨らませていたのに

もう覚悟は決めていた。

病院に行くと彼女は珍しく車いすに乗って中庭にいた。
俺があげた靴下とタオルケットを身に着けて。

俺
「やぁ、久しぶりでもないね」

能年
「そうだね」

俺
「調子はどう？」

能年
「ぼちぼちかな」

俺
「………」

能年
「あぁー、また俺に身長離されちゃったかなーｴﾍﾍ…」

俺
「そうだね…」

能年
「ねぇ、毎日来てたの？」

俺
「そうだよ、会いに来てた」

能年
「暇だねー君も、彼女とは別れたの？」

俺
「彼女なんて最初からいないよだよ。
ずっと好きな人がいたんだ。
その人の話、聞いてくれる？」

俺も股間を膨らま（ｒｙ

突然泣きながら聞いた俺の質問に能年はびっくりしていたけど、笑顔で言いよと答えた。
その時の顔は俺が15年間大好きだった彼女の笑顔だった。

お互い身長が小さくて馬鹿にしあったこと。
給食袋振り回して彼女の顔面にぶち当てて泣かせたこと。
課外学習の田植えで泥ぶっ掛けてやったこと。
プールでかなづちの彼女をバカにしたこと。
彼女からバレンタインチョコ貰えないで次の日拗ねてたこと。
中学の時地元の盆踊りで浴衣を着てた彼女に可愛いのに似合ってないって言って殴れたこと。
貧乳バカにしてたら気にしてたのか割とマジで怒られたこと。
高校大学はたまに会えるんじゃないかと思って通学時間気にしてたこと。

その場で、思い出したことだけど鼻水と涎垂らしながら
30分かけて言ってやったよ。

その間彼女はうん、うんって聞いてくれてた
最後の方はお互い鼻水ダラダラだったけど。

あの頃より少し大人びた彼女は泣きながら俺に
「本当に俺は私がすきだね」って言ってくれた。

俺も泣きながら
「好きだよ」って答えた。

これが2ヶ月前の話。

今年の4月から俺は働き始めて彼女も一生懸命リハビリに励んでる。
毎日は会えないけど今が一番幸せだ。
俺がもう少しお金が貯まったらプロポーズしようと思ってるわ。
のんびりだが質問があったら受け付ける。

ｲｲﾊﾅｼﾀﾞﾅｰ
>>1の信念に惚れるわ

今は恋人って形なの？

乙！
両親のその後は？ちゃんと理解してくれたか？

リハビリってか障害の程度ってどんななのさ？

とりあえずバッドエンドじゃなくてよかったわ
覚悟決めたら怖いものなんてないぜ！
幸せになってくれ

家族の支え、とくに精神的な支えは必要だからね～
リハビリの技術も進歩してるし、そう暗い話ばかりでもない

プロポーズは指輪？婚姻届？

彼女をしっかり支えてやって

彼女はまだ入院してるの？

身長は175だわ。
体重は52kgです(^p^)
それもそうだな。プロテインでも飲むかわ。

彼女は職場復帰は無理そうかー
いろいろ大変だとは思うがまあ頑張れ

がんばれー
応援してるぞ～

がんば！！

久々に心が温まった。ほんとに頑張れ！

がんば！

15年分の気持ちは無駄にはならなかったな
これからの方が大変だろうが、二人で頑張っていけ

すげーほっこりした
彼女と末永くお幸せに！
応援してるぞ

俺も泣けた
いつまでも仲良くな

いやだ！その後の2人の話を聞くまでパンツ履かない！！