【良スレ】家出したらお姉さんに拾われた

123: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 22:39:05.53 ID:veZIivoe0

可愛らしい化粧をされて
可愛らしいスカートはかされて
可愛らしい服を着せられて
タイツもはかされて
俺なにやってんだろう

もちろんヅラも被されて

お姉さんの店はあの都会の駅だ
電車にも乗った

派手な二人組だった

「お姉さん、流石にこれは」

「喋らんかったらバレんから大丈夫やって」

俺は喋れなくなった

BARにつく
普通のBARだった
普通の、といってもなにが普通かわからんが
イメージ通りのBARだった

要はちょっと暗くてお洒落

小さな店だった

カウンターが七席にテーブルが一席

「なにしたらいいですか?」

「とりあえずトイレ掃除から。あ、上着は脱いでな」

ってなわけで俺は店の掃除を始めた

 

127: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 22:45:42.72 ID:veZIivoe0

トイレ掃除
床の掃き掃除
テーブル拭き掃除
グラス磨き

「お客さんが来たらこれ二つずつ乗っけて出すんよ」

とそれはチョコとかのお菓子

「あとはそやな。これが~」

冷蔵庫の中のメニューを三つ教えてもらう
(お皿に盛り付けて出すだけ)

「んでお客さんが帰ったらグラス回収やらしてテーブル拭いてな」

「は、はい」

「今日はそんな客多くないから緊張せずに慌てずに、やで」

「頑張ります」

「まあ自分の一番の役目はそんなんとちゃうけど」

お姉さんが悪い笑みを浮かべた気がした
その意味は後に知ることとなる

開店から三十分、二人組の女性が来る

「おねーさんこんちゃーってなにこのこ! ちょーかわいいやん!」
「おねーさんどこで誘拐してきたん!?」

「誘拐なんかせんでもほいほいついてきまうんよね」

「あかんで、あのお姉さんについていったら食われてまうでー」

「いや、あの、そんな……これ、どうぞ」
言われてた通りお菓子を出す。
女性二人は目を丸くしていた

「……男の子やん! うわあうわあうわあああああ!」

二人の女性のテンションが上がる。

 

130: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 22:48:51.32 ID:lGdVKDoJ0
はよはよ(°∀° )

 

131: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 22:49:58.71 ID:veZIivoe0

その後は落ち着いた女性客とお姉さんやらが話して
その日は計七組のお客さんが来た

入れ替わりがあったから満員にはならなかったけど

「はい、お疲れ」

お姉さんがジュースを出してくれる
なんだかんだで疲れた
主に精神的に

「いやー大盛況やったね、君」

「……はあ」

俺はようするにマスコットキャラクター代わりだった。
来る客来る客珍しいものを見る風に
ってか本当に珍しいんだろうけど
わいのわいのと騒ぐ

「あの」

「ん?」

「真っ青な髪の男性客の人、今度ホテル行こうとか言ってましたけど、冗談ですよね」

「ああ、あれな」

「ほんまにホテル付いてってくれたらラッキーってなぐらいちゃう?」

世間は広い
俺は色んな意味でそう思った

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133: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 22:53:19.86 ID:veZIivoe0

閉店作業をして家に帰る
もう朝だ

家に着くなりお姉さんはお風呂に直行した

「一緒に入るか?」

とか言われたけど盛大に断った
恥ずかしくて無理

お風呂から出てきたお姉さんは凄くラフだった

どっからどう見てもノーブラで
薄いパジャマを着ていた
前のボタンを途中までしか締めてなくて
胸元が思いっきり露出している

「熱いわー」

思いっきり乳首がががががががが

目を逸した

「ああ、そや、化粧落としたるわなー」

この間、服もどうすればいいのかわからないので
俺はずっと女の子である

 

135: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 22:54:59.44 ID:mbPbmJSfi
お楽しみタイムくるか?!

 

136: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 22:55:44.61 ID:47uSHjC70
素直に面白いスレですねぇ。
良い終わり方であることを望んでます。

 

137: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 22:55:54.14 ID:L7dzovAp0
よしここだ!
パンツを脱ぐ好機!!

 

138: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 22:56:57.93 ID:lGdVKDoJ0
ちょっと家出してくる

 

141: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 22:57:52.54 ID:gDUuDfsE0
とりあえず近くの公園で全裸でスマホ片手にスレ見るわ。

 

142: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 22:59:34.05 ID:veZIivoe0

化粧を落とすためにお姉さんは凄く近くに寄ってきた
勘弁してください

「玉の肌が傷んでまうからなー」

優しく化粧を落とすお姉さん
乳首が見せそうで見えない角度

胸の横っかわはずっと見えてて
俺はそれに釘付けだった

息子も釘付けだった

「よし、顔洗ってき。そのまま風呂入ってき」

「はい」

急いで俺は浴室に直行した
もう性欲が限界だ

やばい、本当にやばい

そりゃしたさ
うん、そりゃするさ
だってガキだもん 猿だもん

そんなわけですっきりした俺は風呂から出て
またお姉さん下着パジャマに身を包む

コンビニ弁当を食べて
またコーヒーを頼んだ

「飲めんやろ?」

「飲めます」

「はいはい」

出されたコーヒーにやっぱり梅干の顔をした

「はははっ、懲りんなあ」

暫く時間が流れて

「はあ、そろそろ寝よか」

「おやすみなさい」

「なに言うとん。一緒に寝るんやろ?」

目が点になった

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143: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 23:01:30.48 ID:fSOfcJZ80
パンツが打ち上げられた

 

145: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 23:02:37.52 ID:HKTjbzRyO
もう脱いでるから

 

146: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 23:02:56.10 ID:guWYF0YU0
トイレでパンツ流してきた!

 

148: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 23:03:43.62 ID:veZIivoe0

なにを言ってるんだろうと思った
そんな約束はしていない

「なに驚いとん。髪撫でてくれるって言うたやん」

あれってそういう意味だったのか

「丹精込めて撫でてやー」

丹精込めて撫でるってなんだろう

「ほら、寝るで。明日も仕事やねんし」

小さく頷く

お姉さんの部屋に入る
あの落ち着くBGMが流れてた

「奥はうちやから」

「はあ」

ベッドに誘われて入り込む
お姉さんの匂いがした
もうそれだけで眠れそうだった

「はい」

「?」

「ぼうっとしとらんで、ほら」

「あ、はい」

お姉さんの髪を撫でる
俺よりもずっと身長の高いお姉さんの髪
綺麗な髪
赤い髪

撫でる度にいい匂いがする

 

152: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 23:07:06.29 ID:veZIivoe0

「なあ」

「はい」

「彼女おるん?」

「いや、いないです」

「の割に髪撫でるの上手いな」

「多分、犬飼ってたから」

「犬? 犬とおんなじか」

「すみません」

「それも悪くないかなあ」

「はあ」

「だって撫でてくれるんやろ?」

別にお姉さんだったら犬でも猫でもワニでも蛇でも撫でる

「なら犬も悪ないな」

「お姉さんは」

「ん?」

「お姉さんは、その、彼氏、とか」

「おらんよ。おったら流石に連れ込まんわ」

「ですよね、はは」

嬉しかった

「でも、好きな人はおるかな」

言葉が詰まる
息が苦しくなった

そのお陰で

「そうですか」

と噛まずに言えた

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158: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 23:09:15.17 ID:yPdMDBBh0
姉属性に目覚めちまうじゃねーか

 

159: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 23:09:46.92 ID:GPhRd8ji0
15の時にこんな経験したら、そりゃあ意識しちゃうよな

 

160: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 23:11:15.50 ID:veZIivoe0

なんでだろう
凄く夢見た光景なのに
男の夢って具合なのに

なぜだか辛かった
きっとお姉さんに好きな人がいると聞いたからだ

理由はわかってた

胸は苦しい
なのに心地いい

お姉さんを独り占めしている気がした
お姉さんの好きな人にだってこんなことはできないだろうと思った

けど俺はお姉さんの好きな人には成り代われない

結局、お姉さんはその内に眠っていた

泣きそうだったけど
俺もなんとか眠ることができた

起きると横にお姉さんがいた
頭を撫でて、起きてくださいと言う

お姉さんは寝返りをうって抱きついてくる
心臓が一気に跳ね上がる

もうずっとそのままでいたい

でもお姉さんはその内に目を覚ました
抱きついていることに気づくと、より深く顔を埋めた

「ごめんな、ありがとう」

お姉さんの言葉の意味がわからなかったけど
とりあえずお姉さんが喜んでくれるならと
俺はお姉さんの頭を撫でた

 

162: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 23:12:46.50 ID:L7dzovAp0
切ないからパンツ履こっと

 

166: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 23:16:04.99 ID:mbPbmJSfi
なんだか切ないよ

 

167: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 23:17:14.81 ID:veZIivoe0

店について開店作業
とりたてて難しいことがあるわけじゃないので忘れてはいない

その日も疎らにお客さんが入っていた

何組目のお客だったか
中盤ぐらいでその人はきた

「よお」

やけにいかつい顔の人だった
ってかヤクザだと思った

「なんやねん」

少なくともお姉さんはその人を嫌っているようだった

「この前の借り、返してもらいに来た」

「自分が勝手にやったんやろ」

「でも助かったろ?」

席に座ったのでいらっしゃいませと通しを出す

「おお、この前のガキンチョか? 随分変わったなあ」

「?」

「なんだ覚えてねえのか。助けてやったろ?」

なにを言ってるのかさっぱりわからなかったのでお姉さんを見やる。

「不良に絡まれとった時、こいつが追い払ってん」

なるほど、それであの三人は逃げたのか。
そりゃこんな顔に睨まれたら逃げたくもなる。

「ありがとうございました」

「気にすんな。お陰でこいつにいいことしてもらえるからな」

「誰がするか」

「本気だ」

 

168: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 23:18:38.08 ID:e1Qyqe6L0
( ゜д゜)………
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172: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 23:19:37.19 ID:lGdVKDoJ0
はぁっ???!?

 

179: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 23:22:53.30 ID:veZIivoe0

ガキでも解る三段論法

俺を助けるお姉さんを助ける強面

それをネタにお姉さんを脅迫

原因は俺

「あの」

「ん? どうした、坊主」

「……困ります」

「……あ?」

「そういうの、困ります」

「おいガキ」

強面が俺の胸ぐらを掴んで引っ張り上げる
なんでこんなこと言ってるんだろう俺はと後悔した

「おいオッサン、その手離さんとキレるで?」

お姉さんがドスの低い声で強面に言う
でもそれもこれも嫌だった

俺が子供だからこうなったんだ

「あの」

強面がこっちを向く
それに合わせて思いっきり手をぶつけてやった

平手で

多分、グーで殴ることが恐かった
そういう経験がなかったから
だから平手で殴った

強面は鼻血を出した

 

180: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 23:24:16.03 ID:lGdVKDoJ0
なにしてんんんんん

 

181: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 23:24:28.23 ID:mbRtVQmE0
よくやった。

 

182: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 23:25:07.91 ID:PbvHUmah0
筋としては助けてもらった>>1がいいことするべきなんだが

 

184: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 23:25:51.78 ID:mbPbmJSfi
変わりに掘られるしかないな
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188: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 23:28:10.93 ID:veZIivoe0

「ガキ……調子に乗りすぎだなあ?」

強面の恫喝に身が震えた
殴るなんてことはついやってしまったことに近くて
それ以上のなにかなんて無理だった

外に連れ出された俺は
五六発ぶん殴られた

こんな痛いことがあるんだと知った
もう人を殴るのはよそうとか考えてた

お姉さんが後ろから強面を止める
強面がお姉さんを振り払うと、壁にぶつかった

お姉さんが痛そうな声をだした

なにを考えたわけでもなく強面に突撃する
なにもできないけど許せなかった

振り払われて、また殴られて

「気分悪い、二度と来るか」

捨て台詞を吐いて、強面は帰った

お姉さんが中の客を帰して
意識の曖昧な俺を看病してくれた

どう看病してくれたかは覚えてないけど

お姉さんは泣いていたような気がする

ごめんな、ありがとう

と言っていた気がする
でも、俺にはやっぱり意味がわからなかった

殴られたからか、わからなかった

お姉さんが泣いているのは見たくなかったから
泣かないで、と手を伸ばした

お姉さんの頭を優しく撫でた

 

190: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 23:29:45.32 ID:1zHksN9X0

おいついたー!

はよはよっ!

 

191: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 23:30:36.49 ID:L7dzovAp0
56発はやりすぎだろー

 

192: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 23:31:00.71 ID:cH7ZemO90
>>191
自分も思たww

 

195: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 23:32:14.10 ID:Coyp2bjr0
でもはたからみたら>>1が悪く見えるんだよな
でもお前の勇気はすごい

 

196: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 23:32:45.27 ID:qV4c5YzR0
帰って一緒にお風呂はよ
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197: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 23:32:55.20 ID:zka/NVvJ0
いや5,6発だろwww

 

198: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 23:34:38.09 ID:yPdMDBBh0
56発www

 

200: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 23:35:00.48 ID:L+9qIf+70
ぼっこぼこやん

 

201: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 23:36:01.61 ID:veZIivoe0

気づくとお姉さんの部屋にいた
いつの間にか気を失った俺はお姉さんに運ばれたらしい

寝起きだからかぼうっとする
でもおでこがひんやりと気持ちいい

「おはよ」

お姉さんはベッドの横にある勉強机みたいなやつのイスに座ってた
パソコンを触ってたらしい

「おはよ、ございます」

起き上がろうとしたけど体が痛くてうめき声が漏れる

「あかんて、今日はゆっくりしとき」

「でも、仕事」

「なに言うとん。そんな面じゃお客さんびびるし、あの鬱陶しい客が二度と来ん言うてんから、うちとしては充分や。ほんまにありがとう」

「君はうちの幸運やな」

「役に立てました?」

「充分やって。あの客な、前から鬱陶しかってん。ああやって誘ってきてて。でも多分、ほんまに二度とこんやろ。なんせ、十五歳の子供に鼻血出されてもうたからな。メンツが立たんで」

にやりとお姉さんは笑う。

「凄いな、自分。恐かったやろ、痛かったやろ」

強かったけど、痛かったけど
それどころじゃなかった
そんなことどうでもいいぐらいに怒っていた

「別に」

「かっこつけんなや。でも君」

「かっこよかったよ」

嬉しいよりも照れくさい
俺は布団の中に顔を隠す

「なんか食べられそうなもん持ってくるわ。口ん中切れとるやろうけど、ゼリーなら食えるやろうから」

 

210: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 23:40:31.07 ID:veZIivoe0

ゼリーは確かに食べられたけど
口の中は切れてて痛かった
でもまあ

「はい、あーん」

「自分で食べますよ」

「ええから」

「いや」

「はよ口開けろや」

「はい」

お姉さんが食べさせてくれたからなんでも食べれた
お姉さんが食べさせてくれるなら納豆でも食べれそうだった
納豆嫌い

「なんか欲しいもんある?」

「欲しいもの?」

「漫画でも食べ物でも用意するから。高いもんは勘弁してほしいけどな」

「じゃあ」

俺はこの時も知らなかったけど
殴られすぎると熱がでるらしい
だから思考があやふやになって
突拍子もないことを言ってしまうようだった

「お姉さん」

言ってから後悔した
なんてことを言うんだ俺は、って

「な、なんでもないです」

「うちは奥やからな」

お姉さんがベッドに潜り込んでくる

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211: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 23:41:48.15 ID:lGdVKDoJ0
ぱんつけしとんだ

 

212: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 23:41:50.89 ID:WxxGmEjk0
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
のか?

 

213: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 23:41:53.84 ID:qXuflQih0
パンツさんさようなら

 

214: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 23:41:56.95 ID:fSOfcJZ80
パンツが月面着陸した

 

215: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 23:42:02.97 ID:ZlsIL5Fr0

やっと追いついた

・・・もうパンツはなかった

 

225: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 23:45:30.78 ID:VtHLxaJA0
パンツ全部捨てた

 

228: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 23:46:37.11 ID:3Ngjm1Ai0
パンツが家出した

 

229: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 23:46:44.69 ID:veZIivoe0

一緒に眠った経験もあるわけだけど
その時とは雰囲気が違って
俺は借りてこられた猫のように固まった

「こんな」

お姉さんの手が頭に触れる
いつも俺がそうするように
優しく髪を撫ではじめる

「こんなぼろぼろになってもうてな」

「ごめんな」

別にぼろぼろになるのもぼこぼこになるのも
お姉さんを守れたならそれでよかった

お姉さんが喜んでくれてるし
ちょっとでも役に立てたみたいだし

お姉さんが頭を撫でる
それはとても心地いい

「ほんで」

「どないしてほしいん?」

それに答えられるわけもなく
恥ずかしくなって顔を反対側へ背けた

「なんてな、はは」

「それはちょっと卑怯やな」

お姉さんの手が首の下に移動する
それこそ犬猫のようにそっと撫でられて
くすぐったくて体が跳ねた

「こっち向いて」

耳元でそっと囁かれた甘い言葉に脳が痺れた

視界すらぼうっとしている中でお姉さんの方に振り向くと

唇が唇に触れる

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230: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 23:47:06.77 ID:/nXiVVE20
パンツ微粒子に分解した

 

231: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 23:47:16.37 ID:jpQvRr/c0
ぼきーん(°▽°)

 

237: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 23:49:21.12 ID:ZlsIL5Fr0
ふぅ・・・

 

236: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 23:48:52.55 ID:yp/ss6/U0
ふぅ

 

239: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 23:50:08.69 ID:3Ngjm1Ai0
>>236
お前ら…(´・ω・`)

 

245: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 23:51:11.08 ID:ZlsIL5Fr0
明日は空を飛ぶパンツの大群が見られるでしょう

 

249: 名無しさんさん 2013/03/19(火) 23:52:33.28 ID:veZIivoe0

ファーストキスだ
とか
思う間もなく

お姉さんの舌が口の中に入ってくる
生暖かい別の生き物が

滑りを立てて侵入する

動く度にそれは音を発して
俺とお姉さんがつながっていることを証明した

舌と舌が絡んで
お姉さんの舌が口の中の全てを這う

横も
舌の裏も
上も
歯も

口の切れた痛みも忘れて
ただ侵されることに集中した

これ以上ない幸福が詰まっているような気がした

お姉さんの手が俺の右手に触れて
指先ですっとなぞる

それは手から全身に電流を流して
意識が更に拡散していく

手を握られる
俺も握り返す

お姉さんが手をどこかに連れていく

そこで離される

合図だと思ったから手を滑らせる

初めて触る、女性の胸

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18 COMMENTS

平凡でなんも出会いがない日常送ってるやつ

何て夢みたいな話なんだよ…。

マジでご縁無いから大学とかでは絶対に…。

本当にスレ主が羨ま死

返信する
Pcci名無しさん

小説にして欲しい(`✧∀✧´)キラーン! すごい泣ける話だった(。•́ωก̀。)…グス

返信する
カビゴンずし

これが七年も前なのか、、、
お兄さん、伝わらないかもしれないけどお姉さんのこと大事にして幸せにしてあげてくださいって、もうお姉さん幸せか笑

返信する
ダリダリアン

これが7年前の話なのか、、、今でも幸せならいいけどなぁー。俺も今年で二十歳出し、お店に行きたいなぁ‪w

レス主にまじ感謝。神レスをありがとう

返信する
Pcci名無しさん

久しぶりに良いスレに会えた…何年も前だけど!
凄い良かったぁ…

返信する

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